
「死」が教えてくれた幸せの本質 二千人を看取った医師から不安や後悔を抱えている人へのメッセージ 船戸崇史
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癌に対する新しい見解
はい、バーニング大家のアウトプット読書術
こんにちは、バーニング大家です!
本日ご紹介する一冊は、
船戸崇史⽒著『死が教えてくれた幸せの本質』です。
◾️著者紹介
著者の船戸崇史先生は1959年、岐阜県生まれ。
外科医として消化器腫瘍外科を専門に数々の病院で腕をふるってこられましたが、
やがて「メスでは癌に勝てない」と感じ、
1994年に「船戸クリニック」を開業。
在宅医療に力を注ぎ、2000人を超える患者を看取ってきた現役のお医者様です。
◾️医学書ではない、命と幸せを考える本
この本は、医学的な知識を並べる本ではなく、
現場の医師としての体験談と深い考察が詰まった一冊。
タイトルにもある通り、死を通して本当の幸せを見つめ直す視点が綴られています。
◾️「癌にならない人はいない」という新しい見方
私たちはよく「2人に1人が癌になる」と聞きます。
しかし船戸先生は、こう言います。
「癌にならない人はいない」
私たちの身体は日々、癌細胞を作っては消し、作っては治す、
そんな“治る仕組み”を持っている。
ただ、その仕組みを超えた時に、癌が表に現れるのだと。
◾️癌が成長する“邪魔”とは?
癌は「自然に治るようになっている」と船戸先生は言います。
では、なぜ治らないのか?
それは“治癒を邪魔する5つの習慣”があるからです。
- 不眠(眠らない・眠れない)
- 悪い食習慣
- 運動不足
- 体を冷やす生活
- 笑いのない毎日
これらが癌の発育を助長する。
逆に言えば、心と生活が整えば体も治る可能性があるのです。
◾️「今を生きる」というメッセージ
癌が治らないと死ぬ。確かにそうかもしれません。
しかし、癌が治っても人はいつか死ぬ。
だからこそ――
「今を生きよう」
これが、船戸先生が届けたいメッセージ。
◾️実話から学ぶ“命の輝き”
◆乳がんの再発と最期を見送った家族の物語
69歳の女性が乳がんの再発でステージ4に。
排泄も歩行もままならない中、
かつて暴力的だったご主人が、最後の3ヶ月で献身的に介護。
家族で桜を見に行き、寝たまま空を見上げて食べた2つの団子が、
「人生最高の花見」と語られる感動のエピソード。
疎遠だったお嫁さんとの6年越しの和解のエピソードも心を打ちます。
「ごめんね」「ありがとう」「また会おう」「愛してるよ」「さようなら」
これらの言葉こそが、人生の最後に残る、魂の叫びなのだと教えてくれます。
◆大脳を持たず生まれたK君の存在の意味
もう一つの物語は、生まれた時から大脳がない病気(水頭症性無脳症)を持つK君。
全身けいれんと管に繋がれた日々。
それでも彼の存在が、周囲の人々に“命そのものの尊さ”を教えてくれたといいます。
◾️まとめ:死を通して生を輝かせる
この一冊を読み終えたとき、
私たちは「死に怯える」気持ちよりも、
「今をどう生きるか」を考えさせられます。
癌も、死も、避けては通れない。
だけど、そこに“光”を見出すことができる――
そんな希望のメッセージを届けてくれる本でした。
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