
お金持ちの行動学 橘木 俊詔
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こんにちは、バーニング大家です!🔥
本日のアウトプット読書術でご紹介するのは 『お金持ちの行動学』(橘木俊詔著)。
この本では、日本のお金持ちの現状をデータに基づいて分析し、彼らがどのような行動を取っているのかを学問的に追求しています。
「お金持ちってどんな人?」「どうやったら成功できる?」そんな疑問に答える興味深い一冊です。
1. 日本のお金持ちの現状分析
本書では、2001年の国税庁の高額納税者データをもとに、日本のお金持ちの特徴を次のように整理しています。
日本のお金持ちの3つの特徴
✅ 東京に住んでいる
✅ 会社経営者 or 医師
✅ 富が連鎖する仕組みを持っている
📊 データの裏付け
- 高額納税者の 32%は会社経営者、15%は医師。
- 高額納税者の 約半分(47%)が経営者 or 医師。
- お金持ちの3分の1は東京在住。
つまり、 「東京の会社経営者 or 医師」が最も富を築きやすい という事実が明らかになっています。
2. 富を生む2つの連鎖
お金持ちはなぜお金持ちを生み続けるのか? 本書では 「教育」 に着目し、2つのポイントを指摘しています。
① 高い教育を受けさせることができる
お金持ちは塾や私立学校などの教育に投資し、子供を良い大学 → 良い企業へと導く。
結果として、高所得の職業に就きやすくなり、富が次世代へと受け継がれる。
② 教育投資への強い関心
特に医師の家庭では、医学部に通う学生の半数が親も医者 というデータがある。
自分が成功した道を、子供にも歩ませようとする傾向が強い。
3. お金持ちになるための8つの指針
「じゃあ、自分もお金持ちになれるの?」
本書では、お金持ちが実践している 成功のための8つの指針 を紹介しています。
① 能力と野心があるなら起業を目指せ
経営者が高所得者の32%を占めるデータがある以上、起業はお金持ちになるための大きなチャンス!
② 勉強して損はない
経営、会計、論理的思考など、どの道を選ぶにせよ「勉強」は必須。
③ 医者になりたければひたすら勉強
データ上、医者は高所得者の15%を占める。目指すなら覚悟を持って。
④ 大企業に入るなら勉強が必要
いい企業に入れば、収入の安定度が増す。
⑤ 夫婦円満 & 共働きがベスト
世帯収入を増やし、経済的安定を図る。
⑥ 資産運用と税制を理解する
稼いでも税金で持っていかれたら意味がない。金融知識を身につけよう。
⑦ 何かに打ち込める趣味を持つ
お金だけでは幸せになれない。充実した人生を送るために、好きなことを持つ。
⑧ お金持ちだからこそ節約の美徳を忘れない
浪費せず、本当に価値のあるものにお金を使う習慣を持つ。
4. 意外な事実:「所得が増えると幸福度は下がる?」
本書で紹介されているデータによると、年収700万円をピークに幸福度が下がる という驚きの結果が出ています。
幸福度の曲線
📈 年収100万円 → 700万円:幸福度UP
📉 年収700万円以上 → 幸福度DOWN
稼ぎすぎることで何かを見失ってしまうのか?
これは今後の人生設計を考える上でも興味深いデータですね。
5. まとめ:「お金持ちの行動学」から学ぶべき3つのポイント
📌 ① とにかく勉強しろ!
📌 ② 楽しめる趣味を持て!
📌 ③ 資産運用と税制を理解せよ!
お金持ちの行動を真似するだけでなく、 「お金があること=幸せではない」 という視点も持ちながら、自分にとっての幸せな生き方を考えることが大切ですね。
🔥 「絶頂で死ぬ!」 をモットーに、人生を楽しみながら豊かに生きましょう!
ではまた次回の読書術でお会いしましょう!💪✨
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