にげましょう災害でいのちをなくさないために 河田惠昭📚アウトプット読書術

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河田惠昭 にげましょう 特別版 災害でいのちをなくさないために # ハッシュタグで検索できます バーニング大家の読書についての放送 #バーニング読書 不動産投資と子育て応援のサブチャンネルとして「アウトプット読書術」というテーマで発信させていただきます。 これは私バーニング大家が20分間で要点拾い読み

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「逃げる=生きる」——災害時に命を守る、たったひとつの行動

こんにちは、バーニング大家です。

今日は、子どもから大人まで、全ての人に読んでほしい一冊をご紹介します。

📕 『にげましょう 災害でいのちをなくさないために』
著:河田惠昭(関西大学社会安全学部長教授・京都大学名誉教授)

この本の冒頭には、こんな一文があります。

「逃げることは、生きること。」

…たったこの言葉で、すでに胸がギュッとします。


東日本大震災の教訓から生まれた一冊

2011年3月11日、東日本大震災。
この大災害により、多くの方が命を落としました。
記録によると、被災地住民の約40%が避難をしなかったと言われています。

この事実に警鐘を鳴らすため、河田教授は2012年にこの本を発刊しました。

驚くほどシンプルな構成。
まるで絵本のように、“逃げるべきタイミング”をイラストと短い文章で伝えてくれます。


災害別「逃げるべきサイン」5選

本書で紹介されている中から、特に重要な5つの避難のサインを紹介します。


① 広域豪雨

  • 1時間に40~60ミリ以上の雨が、4~5時間続く
    逃げましょう。
  • 大雨・洪水警報、避難準備情報
    すぐ逃げましょう。

川のそばだからこそ危険。
「うちは大丈夫」ではなく、「だから逃げる」。


② 集中豪雨

  • 1時間に100ミリ近い猛烈な雨
    逃げましょう。
  • 川の増水は急に起こります。
  • 避難勧告が出たら
    迷わず逃げましょう。

③ 土砂災害

  • 激しい雨が2~3時間続く
    逃げましょう。
  • 斜面近くの住宅では、特に警戒を。
  • 1階は危険。2階で待機するのが鉄則。

④ 高潮(台風時)

  • 海の近くで暴風+高潮警報
    絶対に逃げましょう。
  • 木造住宅は危険です。
    鉄筋コンクリートの2階以上へ。

⑤ 津波

  • 1分以上の長い揺れを感じたら
    高い場所へ駆け上がれ。
  • 海のそば=即避難
  • 10m以上の高所、RC造ビル3階以上が目安

津波は一瞬で街を飲み込む。
地震のあとは、まず逃げる。


「知ってる」ではなく「話してる」が命を救う

この本が素晴らしいのは、家族で話し合うきっかけになるということ。

  • 避難場所はどこ?
  • 持ち出し袋はどこにある?
  • 誰が誰を連れていく?

…いざという時の準備は「今」しかできません。

本書には他にも、

  • 火山噴火
  • 危険生物との遭遇
  • 感染症の流行時
    など、**日常に潜むさまざまな「逃げどき」**がまとめられています。

最後に:避難とは「恥」ではなく「知恵」

逃げることに「迷い」や「恥」は必要ありません。
「逃げる勇気」が、自分と大切な人の命を守る。

これから台風や梅雨の季節が本格化します。
ぜひご家族とこの本を読み、「避難について語る」時間をとってみてください。


📚 『にげましょう 災害でいのちをなくさないために』
命を守る最もシンプルで、最も大切な本。
一家に一冊、強くおすすめします。

それでは、今日も元気にワクワクと生きましょう!
また明日!

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