
子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか 宮本恵理子
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【読書アウトプット】経営者たちはどう子育てしてる?『子育て経営学』に学ぶ、親としての新視点
こんにちは、バーニング大家の読書ブログへようこそ。
本日ご紹介するのは――
宮本恵理子 著『子育て経営学 ― 経営のビジネスリーダーたちは我が子をどう育てているのか』です。
「教育」って、答えのない旅だ
お子さんを育てている親御さんなら、誰もが一度はこう思ったことがあるはずです。
「今の教育、これでいいんだろうか?」
時代はどんどん変わる。昭和・平成・令和と、子育てのスタイルも価値観も大変化。正解が見えない冒険をしているような、そんな心持ちで毎日子どもと向き合っている方にこそ読んでほしい。
この本は、若くして事業を成長させた経営者たちに「子育てってどうしてるの?」と真正面から聞いた、リアルな実録集なんです。
スペースマーケット社長・重松大輔さんの事例から学ぶ「外部リソースの活用と自己肯定感の育て方」
家事代行を週3で依頼し、朝8時~11時は洗濯・掃除を外注。
→自分は「子どもとの時間」と「仕事」に集中!
なるほど!この “時間の経営” は、家庭にも当てはまる。
そして何より面白かったのは、子どもたちに“ステージの日”を作ってること!
ミラーボールを手作りして、歌って踊って、チケットまで売る(笑)
これ、「遊びながらビジネス感覚を育てる」最高の場ですよね。
さらに印象的だったのが、
「第三者が褒めるチャンスには、乗っかれ!」
ってやつ。自分の子が褒められたら、即便乗!「そうなんです!よく頑張ったんですよ!」って。
ここで「いやいや、そんな…」なんて謙遜してると、子どもは“あれ、ダメだったのかな?”ってなっちゃう。
他人に褒められた時こそ、子の自信が育つ。
ガイア中桐社長の教育観:「10歳から投資教育」と「気づきの場作り」
・10歳から株式の長期投資を体験させる
・福利の力を「数字と結果」で見せる
・夏のサマースクールで海外体験を仕掛ける
これ、すべて “きっかけ作り” なんですよね。
親ができることは2つだけ
① 子が自ら気づくまで、忍耐強く待つ
② 気づける“場”を用意する
この言葉、僕の胸にもズドンと響きました。
社員教育と子育ては同じだ、という視点も。
「自分で必要性に気づかないと、持続しない。」
うん、納得。
ソウエクスペリエンス西村拓さんの名言:「It’s my pleasure」
最後に紹介したいのはこのエピソード。
アメリカの空港でビールを買おうとしたら、ドリンク券はアルコール対象外。がっくりしてたら、見知らぬおばちゃんが一言。
「私が払うわよ。It’s my pleasure」
これが子育てにもつながってるんですよ。
「頑張ってやってる」じゃなくて、「楽しいから一緒にやってる」
その感覚こそが、子育ての豊かさ。
この“子育ての喜びを自分のものにする”って感性。
めっちゃかっこよくないですか?
最後に:朝起きたら選べる“ふたつの自由”
とある経営者の言葉で締めます。
「人は毎朝、2つの自由を選べる。
① ニコニコと周囲を元気づける自由
② 不機嫌で周囲を疲れさせる自由」
あなたはどちらを選びますか?
僕は――もちろん、前者で行きたい。
そしてその姿を、子どもたちに見せたい。
『子育て経営学』は、単なる育児本ではありません。
人生の経営戦略書でもあります。
親であり、経営者であり、学び手であり続けたい人にとっての、ヒント満載の一冊でした。
明日も、楽しく元気にいきましょう。
それではまた!
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