
未来実現マーケティング 人生と社会の変革を加速する35の技術 PHPビジネス新書 神田 昌典 ebook
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【読書アウトプット】たった1つ足りないもの。それはマーケティングだった。
こんにちは!
バーニング大家の”燃える読書アウトプット”、本日ご紹介する一冊はこちら!
『未来実現マーケティング ― 人生と社会の変革を加速する35の技術』
著者:神田 昌典 氏
「あなたに足りないのは、変化を起こす力だ。
そのために必要なのは、ズバリ、マーケティングである」
この言葉に、あなたはドキッとしませんでしたか?
◆ マーケティングがない国は滅びる!?
「今の日本に足りないものは何だろう?」
少子高齢化、経済の停滞、変化に乗り遅れる社会。
課題先進国と揶揄される現代日本において、多くの人が「ビジョンだ」「人材だ」「資金が足りない」と考えます。
でも神田氏は、はっきり言い切ります。
「足りないのは、たった一つ。マーケティングだ」
◆ マーケティングとは「価値ある変化を起こす仕組み」だ!
マーケティングというと「売るためのテクニック」だと思っていませんか?
神田氏の定義は、まったく違います。
「マーケティングとは、必要な価値を、必要な人に届け、必要な変化を起こす“仕組み”作りである」
なるほど…。これはビジネスだけでなく、教育、地域づくり、社会変革にも応用できる力なのです。
【事例で深掘り】マーケティングでSDGsを実現する!
本書では、SDGs(持続可能な開発目標)17項目すべてに「マーケティング」でアプローチできると説いています。中でも印象的だった4つを紹介します。
①【貧困をなくそう】― 価値を逆転する“ポジショニング戦略”
貧困層の施設視察ツアーにあえて100万円の参加費を設定したプロジェクト。
無料ではなく「価値ある学び」として打ち出すことで、企業の業績向上にもつながったそうです。
安い価値には、安い意識の人しか集まらない。
高い価値を示せば、それに共鳴する人が集まる。
この“逆転の発想”が、貧困問題への新たな一手に。
②【質の高い教育をみんなに】― ロングテール戦略の応用
ロングテール戦略とは、「少数派のニーズにも応え、全体の価値を最大化する戦略」。
みんなにとって“そこそこ”役立つ教育より、
一部の人にとって“めちゃくちゃ”刺さる教育を。
これが、ネット社会における新しい教育のカタチ。
個性を伸ばすためには、カリキュラムより“仕組み”の改革が必要なんですね。
③【住み続けられるまちづくりを】― 祭り×戦略プロモーション
定点観測の結果、町が盛り上がる共通点は「祭り」だった。
でも、ただの伝統行事では終わらない。
その裏にあるのは、戦略的に祭りを“仕掛ける企業”の存在!
ワクワクする未来地図を描き、人を巻き込む。
それが地域活性化のカギだ!
④【平和と公正をすべての人に】― 批判を“受け入れる”という勇気
批判されたとき、自分の立場から離れて客観的に見てみる。
「神田は不正だ!」
↓
「彼は不正だ」と読み替えると、冷静に見られるようになる。
そして一線を引くことで、次の世代が育ち、理念が広がっていく。
この“退く力”もまた、マーケティング的な変化の一部なんです。
◆ まとめ:未来を変えるのは、マーケティングだ!
変化を恐れるな。
必要なのは、変化を起こす仕組み(=マーケティング)を知ること。
本書『未来実現マーケティング』は、人生を変えたい、社会を変えたいと願うすべての人に向けた、実践的で刺激的な一冊です。
ぜひ手にとって、ワクワクしながら読み進めてみてください!
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