
部下が育てば上司が得する 教え方の鉄則 ビジネス鉄則シリーズ 松尾 昭仁
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【読書アウトプット】教えることは、最強の自己成長法だった!
こんにちは、バーニング大家です。
本日は、私の“アウトプット読書術”から一冊ご紹介します。
タイトルはズバリ、
📘 『部下が育てば上司が得をする 教え方の鉄則』松尾昭仁 著
著者の松尾さんは、6,000人以上が参加したセミナーを企画・運営し、200名以上のセミナー講師や50名超のビジネス書著者を輩出した”教えのプロフェッショナル”です。
教えることって、実は「自分のため」だった
皆さん、こんなことありませんか?
- 「教えるより、自分でやった方が早い…」
- 「教え方なんて習ってこなかったし…」
- 「うまく伝えられる自信がない…」
その気持ち、よく分かります。
でも実は、「教えること」って、最も効率の良い自己成長の方法なんです。
松尾さんが本書で繰り返し伝えているのは、
教えることは、“タイムラグのある自己投資”であり、
「一生モノのスキル」である。
ということ。
教えるメリット①:タイムラグのある自己投資
「結局、自分でやった方が早いから」と教えるのを諦めるのは、実は大きな損。
最初に時間をかけてでも教えておけば、
“6〜7割自分に似た部下”が1人、2人と増え、
結果的にあなたの時間は何倍にもなるんです。
分身ができれば、体が2つになるようなもの。
そう考えると、教えるってめちゃくちゃ効率的な投資だと思いませんか?
教えるメリット②:一生使える武器になる
教えるという行為は、自分の知識の整理整頓でもあります。
頭の中のモヤモヤを、言語化し、構造化することで、
自分自身の理解が深まる。
そして、そのスキルは、転職しても、独立しても、歳をとっても一生使える。
教える力は、会社を超えて使える「普遍スキル」。
まさに「知的資産」ですね。
では、どう教えるのが良いのか?
❌ いきなり本題から入らない
まず大事なのは「場づくり」。
いきなりマニュアルや手順を伝えても、心は動きません。
🔑 コツは「自己開示」から始めること。
失敗談や自分の昔のダメ話をすることで、
相手の警戒心はグッと下がります。
「あ、この人も昔は同じように悩んでたんだ」
この共感が、信頼の土台になります。
教え方のNG集(でも、ついやりがち)
- ❌ 他人との比較(「◯◯はできてるのに」)
- ❌ 専門用語の多用(わからなくても質問しづらい)
- ❌「自分で考えてみて?」の突き放し(信頼構築前では逆効果)
タイプ別・教え方の工夫
🔸 やる気がない部下には…
→ メリットよりも「デメリット」から伝える!
例:
- できないと残業増えるよ
- 朝早く出社する羽目になるよ
- 給料も上がらないかも…
「ラッキーやで。今ここで覚えたら、楽になるで?」と優しく誘導。
🔸 言い訳ばかりする部下には…
→ 2つのアプローチ
- 聞き流す+受け入れない
- 「ここは学校じゃない、仕事なんだよ」と柔らかく伝える。
- 一度受け入れてから、論理的に返す
- 「確かにそうだよね。でもこう考えた方が結果的に楽じゃない?」と導く。
🔸 未経験の部下には…
→ “真っ白なキャンバス”と捉えて、常識の押し付けはNG!
- 「こんなことも知らないの?」は絶対に言わない。
- 初心者目線で、丁寧に教えるのがポイント。
教え上手は“あるもの”にフォーカスする
教え下手は「できてないこと」に目を向け、
教え上手は「できていること」に注目します。
「昨日はここまでだったけど、今日はここまでできたね!」
この“小さな成功体験の積み重ね”が、人を育てるのです。
教えることが、自分を豊かにする
- 部下が育てば、時間が増える
- 自分のスキルも磨かれる
- 職場の人間関係も良くなる
- そして、人生が豊かになる
まさに一石四鳥ですね。
ということで、本日は
『部下が育てば上司が得をする 教え方の鉄則』をご紹介しました!
明日もワクワク、楽しく、元気に生きましょう🔥
また明日!
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