NHK出版 なるほど あなたの その「忘れもの」 コレで防げます
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要約
忘れ物を防ぐための具体的な方法を心理学の観点から説明しています。
著者の芳賀先生は、人間がなぜ忘れ物をするのかを理論的に解明し、それに基づいた対策を提案しています。
主な内容は、出かけるときの忘れ物、オフィスでの書類の紛失、アポイントの時間を忘れること、メールの添付ファイルの忘れ、洗濯時のポケットの物の紛失などのシチュエーションごとに、時間に余裕を持つ、チェックする時間を設ける、立てて収納する、すぐにスケジュールに記入する、最初に添付ファイルを付けるなどの対処法が説明されています。
忘れ物の心理学的背景
著者の芳賀先生は、心理学の立場からヒューマンエラーを研究し、人間が忘れ物をする理由を理論的に説明できる専門家です。
この本では、そうした知見に基づいて、具体的な忘れ物対策を提案しています。
出かけるときの忘れ物対策
自宅を出る際の忘れ物を防ぐには、時間に余裕を持って行動するだけでなく、5分間の「忘れ物チェック」の時間を予定に組み込むことが重要です。
その際、家を出る1日の流れを頭の中でシミュレーションしながら、必要なものをチェックすることが推奨されています。
電車での忘れ物対策
電車の中で傘や荷物を忘れるのを防ぐには、電車を降りる5分前に全ての所持品を身につけ、指差し呼称でチェックすることが効果的です。
また、常に身に着けておくことで忘れ物を防げます。
オフィスでの書類の紛失対策
書類や資料の置き場所を忘れるのを防ぐには、平積みせずにクリアファイルやブックエンドを使って立てて収納することが重要です。
また、付箋を付けて内容を明記しておくと、後で探す手間が省けます。
アポイントの時間を忘れない対策
アポイントの時間を忘れないためには、アポイントを取った瞬間にすぐにスケジュールに記入することが不可欠です。
作業中でも中断して、その場ですぐにスケジュールに書き込む習慣をつけることが大切です。
メールの添付ファイルを忘れない対策
メールを送信する際に添付ファイルを忘れるのを防ぐには、メールを作成する前に最初に添付ファイルをつけておくことが効果的です。
これにより、送信時に添付ファイルを忘れるリスクが低くなります。
洗濯時のポケットの物の紛失対策
洗濯時にポケットの中の物を忘れて洗ってしまうのを防ぐには、洗濯機に「ポケット注意」の張り紙を貼っておくことと、洗濯かごから洗濯機に入れる際に指差し呼称でポケットをチェックすることが重要です。
また、小物の置き場所を家族全員で決めておくことも有効です。
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