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要約
東京大学教授の柳川範之氏による「知的に考える練習」という本の紹介です。
柳川氏は、考える力を身につけるための3つのステップを提案しています。
1つ目は「幹をつかむ」ことで、出来事を一言で簡単に表現する練習をすることです。
2つ目は「共通点を探す」ことで、異なる事象の共通点を見つける訓練をすることです。
3つ目は「相違点を探す」ことで、同じ種類の事象の違いを見つける力をつけることです。
柳川氏は、このようにして情報を抽象化する癖をつけることが重要だと説いています。
また、情報を取捨選択せずに受け入れ、自分なりの意見を持つことの大切さも強調されています。
本の概要
東京大学教授の柳川範之氏が著した「知的に考える練習」という本の紹介です。
柳川氏は、考える力を身につけるための方法を解説しています。
目的は2つあり、1つは物事を考えて処理するための頭の使い方を言語化して整理すること、もう1つは大量の情報を適切に処理する方法を説明することです。
抽象化の重要性
柳川氏は、物事を抽象化して構造を捉える癖をつけることが重要だと述べています。
情報はそのままでは使えず、一度全体を大まかに捉え、自分ごとに転用することが大切だと説明しています。
具体例として、算数の足し算の学習や歴史の授業を挙げ、具体的な事象から抽象化し、別の場面に転用する過程を示しています。
情報を抽象化する3ステップ
柳川氏は、情報を抽象化する癖をつけるための3ステップを提案しています。
1つ目は「幹をつかむ」ことで、出来事を一言で簡単に表現する練習をします。
2つ目は「共通点を探す」ことで、異なる事象の共通点を見つける訓練をします。
3つ目は「相違点を探す」ことで、同じ種類の事象の違いを見つける力をつけます。
これらのステップを繰り返すことで、抽象化の癖がついていきます。
情報の取捨選択と自分の意見
柳川氏は、情報を取捨選択せずに受け入れ、自分なりの意見を持つことが大切だと説いています。
情報は常に流れてくるので、一度全て受け入れてから、自分の考えを言葉にする練習をすることが重要です。
情報を記憶することよりも、考える癖をつけることが何よりも大切だと強調されています。
AI時代においても、情報を取り出して自分の考えを持ち、人に伝えることが最も重要だと述べられています。
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