抵当権と根抵当権は
「借りたお金を返さなかったときに、貸した人がどうやってお金を回収するかを決める方法」のこと
それぞれの違いについては以下のとおり
1️⃣抵当権
例えば、あなたが本を貸すとき、その本を担保にするイメージ
もしお金を返さなければ、その本を貸した人が取り上げることができる
これが抵当権
具体的には、「家や土地を担保にしてお金を借りる」感じ
2️⃣根抵当権
根抵当権は、もっと広い範囲のものを担保にする方法
例えば、いろんな本を貸してもらって、全部を担保にするイメージ
もしお金を返さなくても、いくつかの本からお金を取り戻せるようになる
具体的には、「一定の範囲内で借りたお金に対して担保を設定する」感じ
例えば、月ごとにお金を借りたり返したりする場合でも、その枠で担保が設定される
要するに、抵当権は一回限りの担保、根抵当権は繰り返し使う担保という違い
じゃあなぜ金融機関は根抵当権を取りたがるのか?
その理由についてお話ししてみました🙌
こう言う知識っていざ自分がその立場に立ってみないと入ってこないですよね
走りながら学べ
というのは知識の定着率の観点からも理にかなってると思います🙂↕️
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要約
抵当権と根抵当権の違いについて。
抵当権は1物件に対して設定される担保権利であり、返済が滞った場合にその物件から債権回収ができますが、回収できる利息は2年分までに制限されます。
一方、根抵当権は極度額という借入限度額を設定し、その限度額内であれば複数の物件に抵当権を設定することなく借入が可能になります。
また、債権回収の際に年数制限がなく、極度額までの利息の全額回収ができるというメリットがあります。
銀行は利息の全額回収を望むため、根抵当権の設定を好む傾向にあります。
00:10:36 抵当権と根抵当権の違い
抵当権は1物件に対して設定される担保権利で、返済が滞れば銀行がその物件から債権を回収できますが、回収できる利息は2年分までに制限されます。
一方、根抵当権は極度額という借入限度額を設定し、その限度額内であれば複数の物件に抵当権を設定することなく借入が可能になります。
また、債権回収の際に年数制限がなく、極度額までの利息の全額回収ができます。
00:16:19 根抵当権の利点
根抵当権を設定すると、銀行は極度額までの利息の全額を回収できるため、根抵当権の設定を好みます。
一方で、借り手側からすると、複数の物件に対して抵当権設定の手続きが不要になるため、手続きが簡素化されるメリットがあります。
00:11:28 根抵当権設定の具体例
ラーメン店経営を例に、根抵当権設定のメリットが説明されています。
1店舗目に1000万円、2店舗目に3000万円、3店舗目に5000万円と、店舗を増やすたびに新たな抵当権設定が必要になりますが、根抵当権を設定していれば、極度額の範囲内で新規借入が可能になります。
また、返済が完了した物件の抵当権抹消の手続きも不要になります。
00:13:46 極度極度額の設定
根抵当権の極度額は、通常、実際の融資額の1.2倍程度に設定されることが多いとの補足説明がありました。
例えば、1億円の融資を受ける場合、極度額は1億2000万円程度に設定されることが一般的です。
行動項目
00:16:41 根抵当権と抵当権の違いを理解する
00:17:22 不動産投資や事業を行う際に、根抵当権の活用を検討する
00:17:47 火災保険などのリスクヘッジ対策を講じる
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