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バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊:『レモンをお金に変える方法 経済学入門』
こんにちは、バーニング大家です!本日ご紹介する本は、**『レモンをお金に変える方法 経済学入門』**です。この本は、経済学の基本を子どもでも楽しく学べる絵本で、著者のウィズ・アームストロング氏が1982年に初版を発行。2020年代でも再版されるほどのロングセラーです。
全32ページの絵本ですが、経済の基本原則がぎっしり詰まっています。今回は、内容を簡単に解説しながら、この本の魅力をお伝えします!
主人公みいちゃんの挑戦
小学校低学年の女の子、みいちゃんがある日思いつきます。
「レモンと砂糖と水でレモネードを作って売ればお金が稼げる!」
最初のお客さんは友達のジョニーくん。60円でレモネードを買いますが、他の友達から「60円は高い、50円が妥当だ」と言われ、市場価格が50円に決定します。
ここで、みいちゃんはお店を構えます。資金を親から借りた場合は資本貸付、自分のお小遣いなら自己資本ですね。そして友達のジョニーくんを労働者として雇い、みいちゃん自身は経営者として活動を始めます。
労働争議からストライキへ
ジョニーくんはレモンを絞る仕事の大変さに不満を持ち、賃金の引き上げを要求。しかし、交渉が決裂し、ストライキやボイコットに発展します。この状況を打開するために第三者が調停に入り、ついに妥結。そして労働効率を上げるためにレモン搾り機を導入しますが、結果としてジョニーくんは失業してしまいます。
競争と合併
ジョニーくんは新たに自分のレモネード店を開業。価格競争が激化し、ついには両者が利益を失う事態に。しかし話し合いを重ねた結果、2つの店は合併し、再び利益を出せるようになります。
起業家としての成功
夏の終わりには事業をたたみ、資産を流動化して借金を返済。手元に残った利益と信用をもとに、みいちゃんは起業家として一つの成功を収めます。そしてバカンスへ!
子どもと一緒に学べる経済学
この絵本では、以下の経済学の基本がストーリーの中で学べます:
- 市場価格の決定
- 初期投資と資本の概念
- 労働、経営、賃金交渉
- 価格競争と合併
- 資産の流動化と信用の重要性
絵柄も親しみやすく、スヌーピーのような柔らかいタッチで描かれています。お子さんだけでなく、大人でも楽しみながら学べる一冊です。
ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください!
それでは、また明日も元気にわくわく楽しみましょう!
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