
【知られざる1棟目の裏側】
不動産投資を始めたばかりの頃。
1棟目に選んだのは、新築同様のワンルームアパート。
利回りは10%。
新設法人で融資も通った。
「これはいける」と完全に舞い上がっていました。
9月に購入した3ヶ月後の12月。
通帳を見た妻が一言、
「これ、全部空室なのに、なんでお金が入ってるの?大丈夫なの?」
「これはサブリースって仕組みがあってね。
賃貸の繁忙期は1〜3月だから、これから一気に埋まるよ!」
本気でそう思ってました。
まだ“真実を知らなかった”んです。
ところが――
その数日後、先輩投資家から言われました。
「そのサブリース契約の内容、最短1ヶ月で解除されますよ。
解除されたら家賃が1円も入らなくなりますよ」
「……え?マジで?」
ようやくそこで気づきました。
「やばい。これ、めちゃくちゃ危険な状態だ…」
そこから必死に動いて空室を埋め、約1年半後にトントンで売却。
そのとき、ようやく気づいたんです。
あの自信は、ただの「知らなさ」から来ていたということに。
売却が完了したあと、ようやく妻に本当のことを話しました。
「あのとき、実は全室空室で…かなり危なかった」
でも、結果的にはなんとかなった。
そうして、少しずつ経験と慎重さを手に入れました。
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【今のスタイルは「外注×夫婦チーム」】
・DIYは一切やりません
・リフォームはすべて職人さんに依頼
・妻は内装のデザイン担当。
クロスの品番、塗装の配色、照明配置まで指示を出してくれます
・僕は工事費の管理や発注など、全体のプロデュース役
お互い得意なことに専念して、効率もクオリティもアップしました。
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【信頼と、距離感と】
今は購入や売却のたびに共有はしています。
攻める僕に対して、冷静なブレーキをかけてくれる存在。
信頼してるからこそ、何かあったときに一番に相談できる妻の存在。
それが、今の僕の支えになっています。
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初めての1棟目。
表には出せなかった不安と葛藤。
でも、その経験があったからこそ今があります。
誰もが最初からうまくいくわけじゃない。
でも、仲間と、パートナーと、少しずつでも前に進める。
不動産投資のリアル 夫婦で資産形成 サブリースの落とし穴
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【質問回答】妻に言えなかった“1棟目”の話と、我が家のリフォーム戦略
こんにちは、バーニング大家です!
本日は、先日の石川の勉強会でいただいたご質問にお答えしていきます。
ではさっそく本題に入っていきましょう!
質問①「1棟目、奥さんにどう伝えたの?」
不動産投資を始められたときのエピソードを聞いて、「あの1棟目、サブリースで全空の状態でも奥様には内緒だったそうですが、いつ・どう伝えたんですか?」というご質問をいただきました。
いやー、これね…。今だから話せるんですが、正直、買ったことは言ったけど「中身」は言えてませんでした。
新築ワンルーム、利回り10%。でも実態は…
公務員だった僕は、妻を代表にした資産管理法人で1棟目を購入。利回り10%、サブリース契約付き…当時の自分は「やったったぞ!」って思ってました。
けれど、現実は甘くない。
蓋を開けてみると、半年間・全空室。
しかもそのサブリース、1ヶ月前通知で解除可能な契約だったんですよね。
これに気づかせてくれたのが、あのななころさん。「来月からサブリース切られて収入ゼロですよ」って言われたときのゾワッとした感覚、今でも忘れません。
妻とのやり取り「サブリースってなに?」
その頃、妻から「これ…お金入ってるけど、部屋って誰も入ってないよね?」と通帳を見て言われたんです。
「これはな、サブリースっていう仕組みがあってな…」と、あたかも自信満々に説明する僕。
でも内心は、ビビりまくり。
一方で妻は、「ようわからんけど、お金入るならまぁええわ」みたいなスタンス。
その後、なんとか空室を埋めて、1年半後にトントンで売却できたときにやっと、「あの物件、実は全空だった」と伝えました。
背中越しに言われたひと言
その後、投資を続けていく中で「最近は妻も背中を押してくれるようになった」と、先輩投資家に電話で話していたんです。
で、電話を終えてリビングに行ったら…
台所で料理していた妻が、振り返らずに背中越しに一言。
「私、応援してるなんて思ったことないから。よろしく」
……すみませんでした。
でも、僕がアクセルを踏んだら、ブレーキをかけてくれる存在。感謝しかないですね。
質問②「DIYしてますか?」
次の質問はこちら。
「リフォームはすべて外注ですか?DIYはどのくらいされてますか?」
答えは明確です。
DIY、一切してません!
妻は「デザイン担当」職人さんが「施工担当」
リフォームの進め方はこんな感じ。
- 妻がiPadで図面&色指定を作成(イメージはほぼデザイナー)
- 僕がそれを受け取り、職人さんに渡して発注
- 実作業は全て職人さんへ
- 予算管理や外注の手配は僕の役目
たま〜にやるのは、高圧洗浄で外壁掃除するくらい。
それも「僕の時給、15,000円って考えたら…職人さん頼んだ方が安いやん」っていう判断です。
まとめ
1棟目の物件、実は買った時点でピンチだったけど…妻には売却まで言えなかった。
今は、しんどい時は素直に相談するようにしています。信頼関係があるから、支えてくれる。
リフォームに関しては完全に外注&分離発注スタイル。夫婦で得意分野を分担しています。
もし、もっと詳しく知りたいこと・聞いてみたい質問などありましたら、ぜひこのブログや配信でコメントしてくださいね!
次回は、今回の質問者さんからいただいた【あと2つ】の質問にお答えします!
火曜日はバーニング曜日🔥
今日も心燃やして、生きていきましょう!
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