
📌【連棟テラスは仕入れるべきか?】
不動産の買取再販を考える際、連棟テラス(壁を共有した住宅)は戸建てとどう違い、購入判断はどうすべきか。
実体験を交えて整理しました。
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■ そもそも「連棟テラス」とは?
・複数の住宅が壁や屋根を共有しながら連なっている形式
・2戸~6戸程度が一棟でつながっている
・大阪や京都など、関西エリアに特に多い
・単独で構造が独立しているものが「戸建て」
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■ 連棟テラスを仕入れる判断軸
✅ 他の選定基準(築年数、法適合、利回り等)を満たしていれば、連棟テラスでも仕入れる
✅ 最終判断は「そのスペックで、市場より明らかに割安かどうか」
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■ 仕入れるメリット
① 価格が安い
→ 流動性が低いため、相場より2~5割安いことも
② 利回りが高くなりやすい
→ 安く仕入れて、一定の家賃で貸せば高利回りに
③ 固定資産税が安くなる傾向
→ 狭小・古屋のため税負担も少なめ
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■ 注意すべきデメリット
① 増改築・解体の自由度が低い
→ 隣家と構造共有のため、解体には同意や追加コストが必要
② 売却時の買い手が限られる
→ 融資がつきにくく、現金買主が中心になることも
③ 境界・配管トラブルのリスク
→ 越境配管や境界不明瞭で、追加工事費が発生する可能性
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■ 実例で学んだこと
かつて「解体して土地売却」を狙った連棟を仕入れたが、隣家と調整が難航し、想定通りに解体できず。
結果的には建物付きで利回り買主に売却して微益で着地。
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■ 結論
以下の条件を満たせば、連棟テラスも十分に投資対象になる:
・割安で仕入れられる
・賃貸として利回りが立つ
・万が一、解体・再販できなくても、他の出口戦略が取れる
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不動産の選定においては「連棟だからNG」とはせず、条件を一つずつ冷静に見て判断することが大切です。
不動産投資 買取再販 連棟テラス 戸建て投資 出口戦略 バーニング大家
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【買ってもいい?】連棟テラスハウスを“仕入れる or スルーする”判断基準、全部話します。
こんにちは、バーニング大家です。
今日はご質問をいただいております。
テーマは、ズバリ――
「連棟テラスって、買いですか?ナシですか?」
特に買取再販をやっている方には気になるテーマですね。
ご質問者様の背景としては、すでに“塩漬け状態”の連棟テラスを1棟所有中。
加えて、狙っているエリアで安く出ているのが「またもや連棟ばかり」。
これは……悩ましい!
ですが、結論からいきましょう。
✅ 結論:買います。普通に買います。
買取再販でも、賃貸用でも、他の条件をクリアしていれば“連棟”でも買います。
なぜなら、「連棟だからNG」という考え方では、チャンスを逃すからです。
でももちろん、“連棟だからこその注意点”もあります。
この記事では、以下の流れで整理していきますね。
🔍 連棟テラスって、そもそも何?
最初に言葉の解説から。
連棟テラスとは、同じ屋根・壁を共有しているけど、それぞれが別の戸建てとして機能している建物のこと。
一見すると“戸建て”のようだけど、壁が繋がっている集合住宅タイプ。
消防時代は「2戸1住宅」や「3戸1住宅」なんて言ってました。
ちなみに「テラスハウス」と聞いて恋愛リアリティ番組を思い浮かべたあなた、正直でよろしい(笑)
💡 なぜ買うのか?メリット3つ
連棟だからこそ「安く買える」のが最大の魅力。
それによって得られる恩恵が以下の3つです。
① 価格が安い
物理的に単独で取り壊しにくいため、流動性が低くなる=価格が落ちる。
② 利回りが高くなる
仕入れが安いので、利回りが跳ねやすい。表面20%近くを目指せることも。
③ 固定資産税が安い
構造上の理由や土地の共有感から、税金コストが抑えられるケースが多い。
⚠️ 注意点・デメリットも当然ある
もちろんいいことばかりではありません。
連棟テラスには“面倒な面”がある。代表的なデメリットがこちら。
① 解体・増改築がしづらい
隣家の許可が要るケースが多く、一棟だけ壊せない・直せない。
② 売却時に買い手が付きにくい
銀行融資がつきにくく、現金買いの投資家しか相手にできない可能性も。
③ 境界・配管トラブルが起きやすい
見えない場所で他人の敷地・配管を越境していた!なんてこともザラに。
🧨 僕の失敗談:解体しようとしたら隣人にブチギレられた話
昔、激安で仕入れた連棟テラスを「解体して土地で売ろう!」と思って進めたら…
→ 隣人「ブルーシートなんて絶対許さない!全部養生して!防火壁もつけて!」
さらには、「うちの親族に一級建築士がいるんで」などなど、想像以上に“面倒な圧”が。
結果、手を引いて、「ちょっと使いたい」と言ってきた人に軽く利益が出る価格で売却。
儲けは少なかったけど、心の平穏が戻った(笑)
✅ 最終判断のポイントは?
ずばりこの2点です。
✔ 割安で仕込めるか
市場価格と比較して明確に安いなら「買い」。
✔ 賃貸で利回りが出るか
ちゃんと客付けできる家賃で、出口(売却 or 保有)戦略が明確なら「買い」。
解体や再販は“次の選択肢”でOK。
もしも解体を視野に入れるなら、隣地ごと買える見込みがあるか?も重要です。
✋ 最後に:投資か、投機か。
連棟テラスは「地上げ狙い」みたいな投機に近い動きもできますが、基本は建物を活かして貸せるかどうかが軸。
僕は“賃貸ベースでの安定経営”を第一に考えているので、割安&利回りが出るなら連棟も全然アリというスタンスです。
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