続ける力 人の価値は、努力の量によって決まる 若田光一 ebook
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要約
宇宙飛行士の若田光一氏の著書「続ける力」を紹介しています。
若田氏は日本人初のISSコマンダーとして、347日以上の宇宙滞在経験を持つ生きるレジェンドです。
本書では、宇宙での経験に基づき、以下の4つの原則を説いています。
1)徹底的に準備をする 2)Bの関係を作る 3)休むときは徹底的に休む 4)最後の瞬間まで考え続ける。
これらの原則を通して、自分の中で絶対的な基準を設け、チームの結束力を高め、目標達成に向けて突き進むことが重要であると述べられています。
著者紹介
著者の若田光一氏は、日本人初のISS長期滞在を行った宇宙飛行士で、これまでの宇宙滞在期間は347日以上と日本人最長です。
生きるレジェンドと称されるほどの実績を持つ人物です。
人生は面白い
若田氏は「何が起こるかわからないから人生は面白い」と述べています。
ISSは秒速8kmで動く巨大な国際宇宙ステーションで、90分で地球1周できる驚異的な速さです。
そこで様々な研究を行い、2011年には日本人初のISSコマンダーになり、夢を叶えました。
徹底的に準備をする
宇宙飛行士にとってミスは命取りにつながるため、ミスを恐れています。
そのため、あらゆる事態を想定し、シミュレーションを繰り返し、対応策を立てることが重要です。
恐怖は不安から生まれるため、準備を整えることで不安を取り除くことができます。
Bの関係を作る
宇宙と地上の関係性を良好に保つことが重要です。
地上からの指示に対して質問をすることで信頼関係が損なわれるため、相手の立場に立って対応することが求められます。
また、クルーとの信頼関係を失わないよう、絶妙な立ち位置を意識する必要があります。
休むときは徹底的に休む
宇宙空間ではプライベートな時間がほとんどなく、常に仕事をしている状態です。
そのため、あえて休息を取ることで体を休め、クルー全体が休めるよう率先して行動することが大切です。
リーダーが率先して休息を取ることで、チーム全体の仕事力を高めることにつながります。
最後の瞬間まで考え続ける
追い詰められた状況でも、最後の1秒まで対処方法を考え尽くすことが重要です。
訓練中に息苦しくなった際、若田氏は冷静に対処方法を見つけ出しました。
常に自分にできることはないかを考え続け、最後まであきらめないことが大切です。
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